
Dimension Expanderの概要
2021年6月にv1.230にアップデートされた、xferによるステレオ拡張系プラグイン。
2013年のリリースから長らくステレオ感を拡張する「Spatial」系「go to」プラグインとして、界隈では有名なエフェクトです。
主な効果はNIのソフトシンセMassive搭載の同名エフェクトと同じ。
開発の発端は、xferのスタッフがReaktorモジュールのソースコードを発見し、それに基づいて再構成したエフェクトが本機Dimension Expanderであるという逸話があります。

よくあるステレオ拡張タイプのプラグインとは一線を画し、どちらかといえば80年代後半にシーンを沸かせたBoss Dimension Cを彷彿とさせる往年のステレオ拡張サウンドでしょうか。
中央に鎮座する「Size」ノブでステレオ感を、「Mix」ノブでドライ・ウェット比をコントロール。旧バージョンのDimension Expanderにあった「Rooster on/off」スイッチは今回は無し。

ディレイタイムの異なる4種のコーラスの内、2つのフェーズをずらしてステレオ感を強調、強めにかけるとショートディレイ効果が増大します。
ボーカル・スネア・シンセ・ギターなど、多種多様なソースにどうぞ。
■ 主な仕様
- 「Size」ノブ
- 「Mix」ノブ Dry/Wet比コントロール
Dimension Expanderユーザーの評価
Really nice to see all those old favorites gets a reboot lately: this one, the TAL’s freebies, Variety Of Sounds, maybe even Shortcircuit! Good days 🙂
「最近、お気に入りの懐かしのプラグインがこうやってブラッシュアップされる、素晴らしいことだ!このプラグインもそうだし、TALのフリープラグインもそうだし、Variety of SoundやShortcircuitもね!いい時代になった。」
引用元:https://bedroomproducersblog.com/2021/06/30/xfer-dimension-expander/
Dimension Expanderのシステム要件
対応OS | Windows and macOS |
対応フォーマット | VST/AU plugin |